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MSD、メルク社の子宮頸癌ワクチン発売、9月以降に公費助成

万有製薬株式会社とシェリング・プラウ株式会社が統合したMSDは2011年8月26日、ヒトパピローマウイルス(HPV)予防ワクチン「ガーダシル」を発売したと発表しました。

HPVの6、11、16、18型の感染を予防できる4価ワクチンで、これらのウイルス感染に起因する子宮頸がんおよび前駆病変、外陰上皮内腫瘍、腟上皮内腫瘍、尖圭コンジローマを予防できるといいます。9歳以上の女性が対象で、計3回の筋肉注射で接種するようです。

国内2品目の子宮頸がん予防ワクチン。先に国内発売されたグラクソ・スミスクライン(GSK)の「サーバリックス」は2価ワクチンで、適応症は子宮頸がん・前駆病変のみ。ガーダシルは尖圭コンジローマなどに加え、米国では肛門がん、男性の尖圭コンジローマ予防などで承認されており、ヒトパピローマウイルス(HPV)起因の疾患を広範囲で防ぐことが期待されています。

厚生労働省はワクチン接種の公費助成を正式決定、来月中旬ごろから自治体によって公費助成による接種が可能になるということです。性交渉の乱れがなければこのようなワクチンは必要ありません。厚生労働省もしょせんはアメリカの植民地の地方保健局程度のものです。またもやビッグファーマの利益ために私たちの血税が使われるのですね。

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